りんご流「医食同源」 
2006年5月19日〜連載

@はじめに
A命あるものをいただく
B身土不二(しんどふじ)
C一物全体:玄米
D一物全体:豆
E一物全体:砂糖


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2006年5月19日(金) 9:40

@はじめに

あなたの今のカラダはあなたが作ったもの。

もしあなたが今のカラダの調子が良くないなら、

その原因を考えて見ましょう。

もちろん、仕事のストレス、生活のストレスもあるでしょう。

好きなこと、嫌いなこと。

変えられない事もあるでしょう。

もし、あなたの調子がよくないなら、

今のあなたが生活の中で続けていることで、

やめた方がいいことがきっとあります。

取り入れた方がいいことがきっとあります。

私と一緒に探してみましょう。

鍼灸院に通えば治してもらえるなんて思っちゃダメ。

治療に来る時間よりも、

あなたが生活している時間の方がずっと長い。

何よりもあなたが自分で元気になりたいと思うこと。

それが一番大切。

鍼灸はカラダの治癒力を高めると私は実感しています。

でも、あなたがカラダに悪いことばかりしていたら、

せっかくお金を払って時間を使って治療に来ても、

効果があがらなくてもったいないでしょう?


これはりんごが初診の患者さんに最初に必ずお話しています。

そして食事、睡眠、生活習慣についてお話を伺います。

中でも食事については、細かく伺います。

なぜなら、

あなたの体はあなたが食べたものからしか作られないからです。

私の体験談を交えながら、難しくない食生活を考えましょう。

ダイエットしたい方にはきっと参考になるでしょう。

//////////////////////////////////

2006年5月23日(火) 21:00

A命あるものをいただく

「何を食べればいいのですか?」
という質問があった時には、

“命のあるもの”を食べてください
と答えています。

料理をあまりされない方や外食の多い方からは
そういう質問があります。

あまりにも加工品が多すぎて、
当たり前にお惣菜も売られていて、
周囲がそれを食べているから、
自分もためらいもなく買ってしまうのでしょう。

米、野菜、魚、肉など
命があるものをいただいてねと話します。
もちろん、生きていた時間が近い方がベター。
つまり新鮮なもの。
朝、畑で取ってきて、
それをいただくのが最高だけれど、
それはなかなか難しいから、
せめて命のあったものを口に入れて下さいね。

逆に言うと、
命のないものはできるだけ
口に入れないで欲しいのです。

最近は命のない、
食品とは思えない工業製品のような商品が
棚にたくさん並んでいます。

袋をあけてすぐ食べられるもの、
カップ麺、袋菓子などはその代表格です。
食品らしく装っていますが、
『食品の裏側』を読むまでもなく、
口に入れない方がよいものが溢れています。


「でも、好きだし、手軽だし食べたいんです」と
おっしゃる方もいらっしゃいます。

そんな時には、
「どうしても食べたければ仕方ないと思うわ。
ただ、食べる時には、毒だと思って食べてね
と言っています。

たまには悪くないと思います。
いいじゃないですか。
おいしく感じて幸せに感じられるなら。
私だって時にはチョコレートもケーキもいただきます。

毒と分かっていてもおいしく感じるなら、
たまには食べたっていいじゃない?
いただいたお菓子を「これはダメ」と食べないよりも、
みんなで「おいしいね」と食べた方がハッピーだと思う。
楽しくおいしくいただくことが大事ですもの。

ただ、これは身体にはマイナスの食品

毒だとわかっていて食べるならば、
次は毒を消すような食品を食べなければと思うでしょう?

毒ばかり食べていたら、
身体によくなさそうだと、
いけないなぁ〜、気をつけなきゃと思うでしょう?

そこから始めましょう。

まずはできるだけ自分でご飯を作って食べましょう。

大変?
そうですね。

でも。ほんのちょっと前までは、
自分で作らずに食べられる人なんて
いなかったんですよね。

お水もお湯も蛇口から出るのだし、
薪を燃やすわけでもなくガスがあるし、
いちいちお店をまわらなくてもスーパーもあるし、
生協さんを使えばお家に届けてももらえます。

自分の口に入れるものは、
できるだけ作りましょうよ?

それはまさに「自分を創る」ことだから。

//////////////////////////////
2006年6月2日(金) 19:00

B身土不二(しんどふじ)

ちょっと前までは、
自分の身の回りで採れた物しか、
食べることはできませんでした。

空輸でベルギーのチョコレートや
船便でフルーツが大量に届く現代ですが、
私達はその土地で取れたものを
いただくことが基本で、
それが自然な姿ではないでしょうか。

残念ながら私が今、住んでいるところは
近くに畑があるわけではありません。
どなたかが作ってくださった穀物や野菜、
採ってきた魚や育てた動物のお肉などを
分けていただいています。

現代の日本人は、戦後の米国の指導により、
あまりにも急激に食生活の変化を余儀なくされました。
牛肉や乳製品がその代表選手でしょう。

日本人のカラダは
欧米人とは違います。
見かけ以上にカラダの中身は違うのです。
日本人は腸が長く、
肉食が適さないことは多くの人が指摘しています。

日本は海に囲まれ豊かな海産物がありますが、
一方で火山でできた土壌から土地は豊かとはいえません。
アメリカの土壌は豊かで、
日本の野菜の種で栽培すると、
日本の作物よりもずっとBIGサイズになってしまいます。

現代人は糖尿病に代表される
生活習慣病が増加の一途を辿っています。
脳卒中、ガンも生活習慣病だと考える方も増えているようです。

今も元気なおばあちゃんの食生活。
そんなイメージと自分の食事と比べてみて
いかがでしょうか?

野菜、豆類、海藻類はいただいていますか?

玄米、お味噌汁、お漬物、野菜のおかずで、時には魚。
そんな食生活が一番元気で長生きできるようです。

私もゆるゆるマクロですが、
元気なおばあちゃん目指して、
毎日の食事に気をつけたいと思っています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2006年6月7日(水) 17:00

C一物全体:玄米

まるごといただくの意です。
と言っても、
私も自分が畑で作った野菜のワケもないので、
なるべく、できる範囲でやっています。

やはりできることから具体的にと言えば、
白米でなく玄米でしょうか。
ウチも多くのご家庭と同様に、
子どもの抵抗が強く、
何度目の玄米チャレンジだったでしょうか。
小6,4,3年生になった頃にやっと実現できました。
(それでも「白いご飯が食べたい」と言われます(^.^; )

白米は栄養素をそぎ落としたようなものなので、
玄米をよく噛んでいただくことが
はじめの一歩かな、と思います。

玄米を食べるようになって、
最も効果を感じたのは
大腸の動きがよくなったことでしょうか。
(=⇒便秘解消にはすごく効果があります)

発芽玄米なら白米と同様に炊くことができます。
私は家族が多いので、
コスト面から普通の玄米を一晩水につけて
翌日に使うようにしています。
よく忘れることもあるのですが、
最低でも3時間はつけないと辛いです。

セールで2800円で買った炊飯用土鍋(二重蓋)で
炊くようになってから、
家族からの不満はぐっと減りました。

土鍋で何が便利って・・・
早く炊けることです。
ウチの電気釜は15年前の年代モノなので、
玄米モードだと2時間半ぐらいかかるのですが、
土鍋で炊けば火にかけるのは20分ぐらい。
そして断然美味しい!
電気よりもガスの方がずっと美味しくできます。
エコロジーにもなるので気に入っています。

土鍋は↓こんな感じ。  ↓も愛用してます↓
    

この他、ル・クーゼのお鍋や圧力鍋でも
おいしく炊けるそうです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2006年6月16日(金) 23:00
D一物全体:豆

まるごといただく玄米の次に
簡単なのはオマメかな、ということで。

そのまま まるごといただけば、
豆類はなんといっても
これから成長するエネルギーが
凝縮されていますから、
とてもよいのです。

豆はたんぱく質を豊富に含みながら、
脂質の少ない食品で、
低カロリーながら、
必須アミノ酸のリジンを豊富に含み、
脂肪の燃焼を促進します。
コレステロールも下げ、
食物繊維も豊富です。
カラダの脂肪を燃やしコレステロールを
下げる働きもあります。

もちろん痩せたい方にも、
免疫力をあげたい方にも
ぜひ採っていただきたい食品です。


私はマクロビを始める前から、
煮豆をストックするのは好きでした。
乾物を買っておけば、
時間を見つけて、
ちょっと火にかけて前述のシャトルシェフに入れておけば
うまく出来てしまう手軽さが好きです。
お豆を煮るなら断然シャトルシェフがお奨めです☆

子どもも意外とマメは好きです。
ただ習慣かと思うのですが、
子どもが好きなのは
今日も、冷蔵庫に入っているような
黒豆と金時豆の甘煮です。
(やはりよく作るからかしら)

マクロビやっていた頃は↓な時も。
(つまり最近はここまではやっていません)

左上の青大豆はサラダや酢漬けにしました。
二男は酢漬けLOVEでしたが、他4人へのウケはイマイチ。

右上はレッドビーンズをただゆでたもの。
これもサラダやカレーに入れたりしたのですが、
金時豆に似ているのに甘くないのが嫌なのか
家族に不評でした。

左下はいつもの金時豆の甘煮だと思います。
浸す時間が不要で、思いついてすぐクツクツ煮て、
シャトルシェフに入れてそのままほうっておいて、
気がついたらザルに取り、お湯を捨てて、
鍋には砂糖・お醤油・水等を入れて煮立て、
お鍋に豆を入れて煮立ったらシャトルシェフに入れておき、
3時間ぐらいたったらできる手軽さが好きで、
年10回ぐらい作ります。

右下は大豆と昆布の煮物。
大豆を下茹でしてから昆布と煮たもの。
生協のカンでパカッと開ければ出てくる大豆も
使い勝手は良いけれど、
味は乾物から作った方が断然おいしいです。
これもそこそこ家族に好評。


緑豆は小さいから手軽で、
これもよくご飯に混ぜたりします。

ヒヨコ豆はゆでておくと、
つぶしてサラダやカレーに入れたり
応用範囲が広くて好きです。
マッシュにしてナゲットを作ったら長男に大好評。
でも、なぜか長女が嫌いというので出番が減っています。

我が家で一番不人気だったのはレンズ豆でした。

小豆でつぶあんも常備品にしたいモノ。
もちきびは小さいツブですぐできてしまいます。
餡と合わせれば、
外で「あわぜんざい」という立派なデザートが、
家でも手軽に楽しめます。
(これは3人とも大好き)

私は、お豆は500gをまとめて作って
ジップロックの500gタッパーに3分割して、
1つは冷蔵庫、2つは冷凍します。
ストックが冷凍庫にあると、
ココロ安らかでいられます(^.^;
冷凍庫がなくなった時点で
慌てて次の豆を煮る感じでしょうか。

お弁当の隙間にちょっと入れるのも便利だし、
小皿一皿が作らなくてもあるのが魅力。

お豆は日に一度はいただきたい食品です。
(納豆ならお手軽ですね)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2006年6月26日(月) 16:40

E一物全体:砂糖

ここに入れてしまうのはどうかな?
と自分でもツッコミを入れながらも、
気になるので、書いてしまいます。

お砂糖というと
白砂糖を思い浮かべる方が多いと思います。
白砂糖は余計なものをそぎ落とした結果、
きれいな真っ白な状態です。
別に漂白しているわけではありませんが、
白米が玄米よりもそぎ落とした分、
身体に必要な栄養も落としているように、
白砂糖もまた、身体にはよくないと考える人が増えています。

「砂糖中毒」という言葉をご存知でしょうか。

白砂糖は、余分なものがないため、
糖が身体の血中にすばやく取り入れられます。
血糖値があがり、
人は甘いものを食べると幸福感が増します。
ストレス解消に甘いものが
恋しくなる原因はこれです。
多くの人は甘いものを食べると
幸せな気持ちになれることをカラダで知っているのです。

血糖値が急に増えると、
身体は常にバランスがとれるように働きますので、
血糖値を下げるようにインシュリンが働きます。

同時に幸福感もしぼんでしまいます。
また同じ気持ちになりたくて、
甘いものを欲しがります。

砂糖の中毒性については、
まだ広く知られていないため、
自覚のない方も少ないかもしれませんが、
これはアルコールや煙草のように中毒なのです。
(つづく)


トップに戻る